課金をする際、ほとんどの場合にはその理由が存在します。
まずは自分が何のために課金をしているのか、理由を明確にしておきましょう。
01. 他のプレイヤーより強くなるため
対人戦や集団戦での活躍が目覚ましいと、まわりのプレイヤーからは尊敬の目で見られます。
一度味わってしまえば病みつきになり、その立場をずっと維持しようとするでしょう。
最新環境での強さを維持するためには、継続的な課金が必要になります。
02. 倒せない敵を倒すため
それまでクリア出来なかったコンテンツをクリア出来れば、さらに次のコンテンツへと進むことが出来ます。
SNSなどでそれを自慢すれば、まわりのプレイヤーはたくさん褒めてくれるでしょう。
エンドコンテンツでは最新の強力キャラクターが前提となる場合があるため、深追いしてしまうと何度も課金が必要になります。
03. 時間短縮するため
課金の中心がガチャのゲームでは、同じステージを何百回、何千回と周回する必要があります。
1回あたりのクリア時間が最終的に大きな差となるため、長期間プレイしているとどうしても時間短縮をしたくなるでしょう。
「プレイ時間が短くなるから課金の価値がある」と、自分を納得させる理由を付けやすいのも特徴です。
実際に有益なのか、課金をしてまで手に入れるべきなのか、課金の前にはしっかり検討することが大切です。
04. 見た目が好き、声が好きなどで所有欲が生まれるため
自分の好みを理由として、新しいキャラクターが欲しくなる場合があります。
キャラクターや世界観を楽しむためにプレイしているのであれば、これは基本的には常に刺さり続ける要素でしょう。
実装されるキャラクターというのは基本的に、可愛いし、格好良いし、雰囲気は良いし、声は素晴らしいものになっています。
そのため、「好きだから」という理由で毎回課金をしていてはキリがありません。
どうしても所有欲を満たしたいのであれば、「どのくらい好きか」のラインを最初からキチンと引いておくことが大切です。
05. ストーリーなどのコンテンツを楽しむため
特定のキャラクターを入手したとき、彼ら彼女らに紐付くコンテンツが楽しめる場合があります。
例えばストーリーを読めるようになったり、称号を手に入れたいなどがそれに当たります。
読了で報酬が付く場合もありますが、ストーリー自体はYoutubeのプレイ動画などでも視聴することが出来ます。
特に1回限りのコンテンツしか無いのであれば、積極的にスルーしていきましょう。
06. ギャンブル感を味わうため
入手できるものがランダムである以上、課金ガチャにはギャンブルとしての依存性があります。
常習性が強く、一時的にとても楽しい気持ちになりますが、この理由で課金をするのは控えるようにしましょう。
今はまだ少ない額でも、脳が満足できなくなって課金額がどんどん増えていってしまいます。
07. 自慢するため
所有欲を満たすのは自分自身への欲求であるのに対して、自慢するためのものは対外的な欲求と言えるでしょう。
キャラクターが強力であるかは実装の直前にしか分からないため、どうしても突発的な課金が発生するようになります。
これを繰り返していると課金するのが当然という状態になってしまうため、本当に自分に必要なのかをしっかり確認してください。
08. まわりがみんな手に入れているため
いわゆる同調圧力のようなものから課金をしてしまう場合があります。
自分はそこまで欲しく無いものの、身近な人たちが入手して喜んでいるのを見て追従してしまうパターンです。
自分が使わないのに入手するというのは無駄な行為なので、「自分は自分、他人は他人」としっかり割り切って考えましょう。
09. 散財してストレスを発散するため
ストレスが溜まったとき、何かを買うことでストレスを発散することが出来ます。
これ自体は一般的に見られる行動ですが、オンライン決済では絶対に避けてください。
オンライン決済の場合はお金(紙幣や硬貨)を使わないので、どれくらいのお金を使ったかが分かりづらく、また使った実感もかなり薄いです。
思うように課金の成果が出なければ、「あと1000円、あと5000円、あと10000円……」と課金額も膨れ上がってしまうでしょう。
どうしても散財でストレス発散をしたい場合は、一晩眠って、次の日に現実の街に繰り出しましょう。
同じ金額を使ったとしても、得られるものと失うものはかなり違ってくるはずです。
10. 課金することが当然のため
これは課金が常習化してしまった最悪のパターンです。
「なぜ課金するのか？」という問いに、「新しいガチャが出たから」という返事が最初に返ってくるような状態です。
もはやガチャの内容は関係せず、当然のように大枚を注ぎ込んでしまいます。
さすがにゲームのアンインストールを勧めざるを得ませんが、本人にとっては日常が奪われるようなもの。
ゲームをプレイしながらのリカバリーは、ここからではかなり難しいでしょう。
